〜国語の成績を上げたい人のページ〜
2、「国語なんて日本語だから・・・」と思っている
国語=日本語ならば、日本語のベテランである大人は皆、中学受験の偏差値が70あるはずです。
しかし、現実はそうではありません。
それに、もし国語=「だれでもできる日本語」ならば、わざわざ国語を入試問題に加えないはずです。
国語のテストの目的は、受験生がどのくらい論理的に筋道を立てて思考することができるかをみることなのです。
そして、この能力は国語のみならず、算数や理科・社会を解くのにも不可欠な要素として、学力の土台をなしています。
学校側はそういう根本的な学力を求めているのであって、読み書きができるだけのレベル(普段の日本語レベル)を求めているわけではないのです。
入試の「国語」と日常の「日本語」は似て非なるものです。それゆえ、国語を日本語の延長としてとらえず、一から訓練し直そうという謙虚な姿勢が求められます。
「中学受験は算数で決まる」というのは間違いです。
「中学受験は国語で決まる」のです。
国語こそ、もっとも訓練が必要な科目なのです。