中学受験 国語

〜国語の成績を上げたい人のページ〜

国語が苦手な人の共通点 

1、読書をすれば伸びると思っている

国語は漢字や熟語以外に具体的な学習法が思いつかないせいか、とりあえず読書量を増やそうとする人が多いようです。

確かに物語文を好んで読むお子さんの中には、場面を想像して登場人物の心情を的確にとらえる力をもっている子が多いように思われます。

 

しかし、それと論理的な正確さは必ずしも一致しないのです。

読書は上記の利点がある一方、主観的なものの見方に陥らせてしまいやすいのです。

それは、普段の読書と同じように問題文を情緒的に読んでしまうときに起こります。

国語の問題文は、文章が論理的なつながりを持って集まったものとしてとらえ、解いていかなくてはならないのです。

つまり、算数と同じように、感情を入れず論理的に解いていくのが国語なのです。

 

したがって、説明文と同様、随筆や物語文にも情緒的な読み方は適用されません。

出題者は以上の考えに基づいて問題(特に選択問題)を作成するので、読書量がいかに多くても、自分勝手な読み方で通してしまう生徒はいとも簡単に引っかかってしまいます。

読書自体は勉強の妨げにならない程度にし、論理的思考を訓練していってほしいと思います。

 

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